差
できる人とできない人の差はどこにでてくるか
それは、"最初に与えられた仕事"をそつなくこなすことができるかという所から変わってくる。
できる人は総じてそつなく仕事をこなす。
できたら、プラスアルファのクオリティを出して、評価をされる。
できない人は、ぎりぎりに最低限のクオリティで下手したら満足のいかない仕事をしてくる。
この”できなかった”という部分はこの仕事に対するものだけだと思われがちかもしれないが、実際は全くそうではない。
仕事ができる人には、次の少し難しい仕事を上が与えるようになる。
仕事ができない人には、簡単な"誰でもできる"ような単純作業を任せるようになる。
仕事ができる人は、スキルがたまって、どんどん成長していく。
仕事ができない人は、単純作業を繰り返すのみだから、自分の自由時間に勉強をしていかない限り成長がそこで止まる。
こうなるともう手が付けられなくなっていって、
上からの仕事の振り分け方が大きく変わってくる。
できる人には難しいけど、成長できるものを与え、忙しくなるという理由で、雑用も回されなくなるため、飛躍的に能力も結果も評価も上がっていく。
逆に、仕事ができない人には単純な雑用が回り、本来の仕事をする時間が減り、スキルもたまらず、自分の時間も削られるようになる。
雑用を振られる環境にいるかいないかは多少ばらつきはあるかもしれないけど、大概はできる人に雑用は回されない。
以上を踏まえると、自分の一つ一つの仕事をそつなくこなして、どんどん難しい案件をこなしていければ、"誰にでもできる単純作業のような仕事"を回される配分はかなり減らされ、自分の肥やしになるスキルも磨かれ、ひいてはそれらが評価につながり、お金持ちにもなれる。
反対に、仕事を中途半端であったり、期日を守れなかったり、次の難しい仕事を任せてもらえるような仕事をしない限り、上には上がれない。上がろうとしても、自分の自由時間を削ることになる。そして、遊びに使う時間が減り、愚痴が増え、生活のリズムが崩れ、結果得をしない。
つまり、丁寧に仕事を行い、満足いく結果を出し続けることで、仕事は忙しくなるかもしれないけれど、自分の得につながるのではないかと思う。