博士の愛した数式
見ました。
事故で記憶が80分しか持たない博士と
その家政婦さんの人間味あふれる物語。
もともと数学が好きで、興味を持ってみた物語。
数学のきれいな側面も垣間見ることができた。
でもやっぱり、
つながりとは、"直線"であるという話が良い。
人と人のつながりは目に見えない。だからこそ、そこにお金や権力や記憶さえも超える想いが一つの端と端がない直線となり、永遠にあり続ける。
私はそんな直線を描けるような人と出会いたいと思う。
恋人でも友達でも、線分や半直線なんかで終わらない、そんな関係。
上っ面ではなく、その人の本質を知って、知られる。そんな関係。
友達は多いほうではないけど、ずっとまっすぐな切れ目のない直線が人生の軸の中で何本かあれば、そこに幸せがあるものなのかなと考えさせられるそんな物語。